ABOUT 会社情報

MESSAGE

Ligno(木)+ Essence(本質)

Lignoessence は、震災で失われた森のいのちを、もう一度、未来へとつなげたいー
そんな強い想いから生まれました。
未利用の木材に宿る “本質=essence” を、紙の糸という革新的なかたちに変え、日本の伝統織技術によって丁寧に、そして力強く布へと織り上げています。
ブランド名「Lignoessence」には、「木から生まれるものの価値―その本質を、世界に届けたい」という、私たちの揺るぎない信念をこめています。

株式会社リグノエッセンス
代表 片桐 紀子

片桐 紀子

代表 
片桐 紀子

代表 片桐 紀子

金融機関での就業経験の後、人材派遣業務の経営に携わる。
新規事業として、認可保育園1園、企業内保育園2園の3つの保育園を開園。
いけばな草月流師範。雅号は「朱紀」。

MISSION

森に眠る未利用木材に新たないのちを与え、
日本の伝統技術と革新的な発想で持続可能な繊維を創出する。
私たちは、自然と人、過去と未来をつなぐものづくりを通じて、
地域と環境の再生を同時に実現します。

VISION

「ともにつくり、ともに育てる」循環型社会の実現を目指します。
林業、製紙、織物、デザイン──
多様な分野の専門家と地域の人々が手を携え、
支援を超えた真のパートナーシップによって、
自然と共生する豊かな未来を創造します。

VALUE

再生 – 失われたものに新たないのちを与え、価値を創出する共生 – 自然と人、地域と技術が調和する関係性を大切にする継承 – 伝統の技と革新の心を未来へとつなげる誠実 – 科学的事実に基づき、透明性を持って行動する循環 – 持続可能な社会システムの構築に貢献する

Brand Promise

Lignoessenceの布を手にする一人ひとりが、森の再生、地域の再生、そして希望ある未来の共創者となる。
私たちは、単なる商品ではなく、想いと物語が宿った製品を通じて、お客様とともに新しい価値観を織り上げていきます。

STORY

あの日、森の時間が止まりました。

2011年3月、東北を襲った大震災と原発事故は、多くの人々の暮らしを変えただけでなく、森林にも深い傷跡を残しました。
風評によって需要を失った木材は市場から姿を消し、かつて手入れの行き届いていた美しい森も、静寂と不安の中で時を止められたまま佇んでいました。

時を越え、美しき木陰が織りなす物語。

多くの研究者や地域の人々が、何度も調査と検査を重ね、長い時間をかけて福島の森の安全性を科学的に証明しました。
それでも使われずにいる木材に、もう一度いのちを与えることはできないだろうか。
私たちは問いかけました。
そうして生まれたのが、「紙の糸」。
再び誰かの手に届くために。止まった森の時間を、もう一度動かすために。

美しい影とともに、文化と未来を纏う。

木から生まれた紙の糸は、山梨に受け継がれる伝統織技術「ほぐし織り」と出会い、美しく、そして力強い布へと生まれ変わりました。
森の記憶を纏った素材と、世代を超えて受け継がれる匠の技。
この出会いが、Lignoessence の原点となったのです。

支援を超えた、ともに生きるものづくりへ。

この布は、単なる復興支援の製品ではありません。林業従事者、製紙企業、撚糸技術者、織師、デザイナー、研究者-多くの人が関わり合いながら、「ともに生きる」持続可能な循環として生まれた布です。
私たちが描くのは、「ともにつくり、ともに育てる」希望に満ちた未来です。

あなたと、この物語のつづきを。

Lignoessence の物語は、まだ始まったばかりです。
あなたがこの布を手にした瞬間、森と人、過去と未来をつなぐ新たな物語が、静かに、そして確かに始まります。

OUTLINE

商号
株式会社リグノエッセンス
本社所在地
福島県双葉郡大熊町下野上清水230
GoogleMap
代表者
片桐 紀子
設立
2024年5 月1日
資本金
100万円